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ハムスターとネズミ・・・。

似てはいるけど違う動物です。

シルエットを思い浮かべてみて下さい。

しっぽの長さが違いますね。

しっぽの長いネズミは高いところに登ってもバランスがとりやすいけれど、しっぽの短いハムスターは高いところじゃバランスが取れません。
ハムスターのシルエットをもう一度思い浮かべてみて下さい。

モグラに似ていませんか？

そう、ハムスターは地べたに潜って生活する動物です。
飼育環境には気をつけてあげて下さい。

それとハムスターのエサはひまわりのタネと思い込んでらっしゃる方いませんか？

アニメの影響ですね。

ヒマワリのタネは脂肪含量が高すぎます。

殻などは捨てちゃうので推定脂肪含量80％以上？

ハムスターに必要な摂取栄養素は、一般的に、
蛋白質は16％以上、場合によっては20％以上とされ、
脂肪については４〜５％程度とされます。

混合飼料も選り好みしてしまう傾向にあるので、
ブロック状のげっ歯類用フードで偏食を防ぐ工夫が必要でしょう。

そして、もうひとつ大切なお話。

ハムスターにはいろんな種類がいるのは御存知の通りです。

一般的には中型ハムスター（ゴールデンなど）や、
小型ハムスター（ジャンガリアンなど）です。

ちなみにクロハラハムスターという体重１kgにもなる
大型ハムスターも世の中には存在します。

ヨーロッパ方面で多いそうです。

ヒトの指なんか簡単に食べられちゃうんで、
一生見かけなくてもいいですよね。

で、なにが大事かというと・・・。

小型ハムスターについて。

アナフィラキシーショックによる命の危険を伴いますので
ご注意を。

ひょっとすると何気に一番近くにいる「命を脅かす動物」
かもしれません。

小型ハムスターとは、
ジャンガリアン・キャンベル・ロボロフスキーあたりですが、
キャンベルは凶暴な性格、
ロボロフスキーは臆病な性格ゆえ、
ジャンガリアンが一般的ですね。

中型ハムスターではアナフィラキシーショックの報告は無いようですので飼育になられるならゴールデンが良いでしょう。

特に学校飼育動物として育てるなら、ジャンガリアンは止めるべきです。
どうしてもとおっしゃるならゴールデンにして下さい。