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首輪・胴輪・リード

たまにドッグショーなどの映像を見ると、シャキンッとした仔たちがカッコいいですよね。

みんな、首輪なのにお気づきですか?

ハンドラーは首輪につながるリードを上手にコントロールしてますね。

胴輪をつけた仔はいませんね。

首輪はリードを引く事によって首に制御させる力が働き、コントロールしやすくなります。

一方胴輪は支点が背中(肩の間)になり、ワンちゃんがクルクル回れるので制御がつけづらいですね。

しかし、現在は胴輪がブーム。
これ、私の記憶が確かなら、盲導犬たちが世間に認知され脚光を浴びた頃に、「これカッコいい」と感じ、マネし始めたんじゃないかと思います。
ただ、盲導犬のようなとてつもない厳しい訓練をしてきた仔は胴輪でいいんですが、そうじゃない仔は・・・。


狂犬病集合注射会場で、胴輪をつけてて飼い主さんが制御できないケースが多く見られます。
結局、胴輪じゃ「しつけ」が難しいんですよね。

首輪につけたリードをクイッと引っ張って、制御するのが基本なんですよね。

あわせて言えば、伸びるリード。あれ、ワンちゃんたちの行動の制限などおかまい無し。
自由行動。


胴輪と伸びるリードは「しつけ」には不向きですので良くお考え下さい。

それと、心臓循環器系が年とともに悪くなってきた子に胴輪は、胸を締め付ける作用もありお勧めできません。
やめたほうがいいです。

年取ってから胴輪から首輪に変えることは、ワンちゃんが受け入れてくれないこともあるでしょうから、小さい頃から首輪に慣れさせておくことをお勧めします。

それと、伸びるリードはやめましょう。1M前後の長さがあれば十分です。
いつも自分の足下にいさせることも大事なしつけです。
コラム・しつけ などなど」で書きましたが、「芸」と「しつけ」は別物です。

「しつけ」のチャンとできてる仔だとまわりから見られる目が違いますよ。

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